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Credit by Henry Burrows
買取専門店では様々な車を買い取っていますし、電話一本で出張査定に来てくれます。もちろんネットで申し込めば事前に車の情報を提供できるので、よりスムーズに査定をしてもらえます。
いざ査定をしてもらっても、買取を拒否される事があります。何でも買い取ります、とはアピールしていますが、いくつかの場合には買取出来ない場合があります。
多走行車、低年式で査定評価が0円になる場合
古い車でも車種によっては海外に輸出したりパーツ取りなどによって買取価格がつく場合もありますが、不人気車で多走行車の場合は買取評価額が0円になることがあります。またそのまま販売できれば多少は値段がつく車でも、現状で修理の必要な箇所があり、販売のために修理するとマイナスになってしまう車も買取が出来ません。つまり買取会社が購入しても利益の出ない場合は、査定評価額が0円になってしまいます。
ただ複数の会社に査定を依頼すれば、値段のつく場合もありますし、輸出専門の買取会社や廃車専門の買取会社もありますので、多走行や低年式だけを理由にして、絶対値段がつかないという事はありません。査定してもらうだけなら無料なので、積極的に試してみるべきです。
水没車などの災害を受けた車
別記事にて詳しく解説していますが、水没した車などは表面的に損傷がなくても内部に重大な被害を受けてる事が多く、電源が入らない、エンジンが点火しない、コンピューターが故障しているなどのトラブルが発生しやすくなります。現在は問題がなくても将来的にトラブルとなる場合があるため、多くの買取会社では敬遠する傾向があります。
それでも買取会社によっては状態次第で買取る場合もありますし、そういった車を専門に扱う会社もありますので、査定を依頼してみることをおすすめします。
全損など重大な事故車
通常の事故であれば、修復額が新車購入額を上回ることはありませんが、重大な事故によってグチャグチャになった車の場合や、それなりに古い車で事故を起こした場合は、評価額よりも修復額が上回ってしまう事がありますので、買取出来ない事があります。
盗難車などの場合
自ら盗難してきた車の場合には、当然売る事が出来ませんが、中古で買った車が知らないうちに盗難車だった場合もあります。中古車を受買ったお店でも把握してない事もありますが、理由の如何を問わず買取は出来ません。
またニコイチなどと呼ばれる、車体を繋ぎ合わせて修復した車の場合にも買取拒否となる事が多いです。繋ぎ合わせた車のうち、どちらかが盗難車の可能性があるためで、後々のトラブルを避けるために買取拒否となります。
車両譲渡に必要な条件を満たしていない
査定額に納得していざ契約、というタイミングで発覚する事もあるのですが、まだローンを支払い終えてない車の場合は、事前に許可を得ていない限り、勝手に売却することが出来ません。売却にあたっては必ず許可が必要です。また必要な書類が揃っていない場合も契約が出来ませんので、事前にきちんと確認しておく事をおすすめします。
基本的に買取を拒否される事は少ないので、あまりないケースですが、場合によってはあるという事を覚えておくと良いかもしれません。中古車を売却する場合や、事故後に初めて売却する場合などに自分の車の評価がわかりますので、もしかしたら、くらいの心積もりがあれば問題ないかと思います。
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