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店舗で査定してもらう場合でも出張査定してもらった場合でも、通常はその場で契約を迫ってきます。営業として査定対応を行っているので、もし契約が取れなければ成果はゼロとなり、費やした時間が無駄になります。特に一括査定で他の会社と競争していている場合には、より真剣に交渉してきます。
一括査定の場合には何度も述べていますが、価格交渉をしない事が一番です。つまりその場で契約しないで、ゆっくり検討比較してから決めるという事です。時間を置くことで話の裏付けなども確認できますし、冷静な判断が出来ます。
査定額は時間が経てば変動する
とはいえ、査定額がずっと一緒かと言われればそれは違います。常にオートオークションが行われていたり、市場の流通量が変化しますので、買取相場も変化していきます。一度査定してもらったらその額で固定ではなく、変動しますので、あまりに契約の決断が遅ければ再査定となることもあります。
査定の有効期限については、買い取り会社によって対応が異なります。明確に期限を定めているところもあれば担当者次第のところもあります。そもそも査定書を発行するところが少なく、口頭で交渉するのが基本なので、書面は契約締結時のみでなるべくスピーディーに、というのが多かったります。
その場で契約をしないなら、査定額の有効期限を提示してもらう
その場で決めずに後で検討して決めたい場合には、査定金額の有効期限が決められていなければ不安になります。じっくり検討して決めたにも関わらず、状況が変わったので減額になると言われては、検討した意味がなくなります。
そのため、その場で契約しない場合には、いつまで査定額が有効なのかを必ず確認しておく必要があります。また、査定額とあわせて有効期限を書面かメールでもらう事によって、未然にトラブルとなることを防ぐ事が出来ます。もし提出を拒むような会社があれば、後々トラブルになる可能性がありますので、早めに見切りをつける意味でも書面の提出を要求するのは有効な対策といえそうです。
参考→ 査定内容の内訳は必ず確認する
複数の出張査定を依頼する場合は、予約日を重ねる
一括査定を利用して複数の会社に査定を依頼した場合、査定額を出してもらう日は、なるべく近づけたほうが良いです。前述の査定期限に関係するためで、複数の会社へ日にちをずらして1社ずつ査定を行うと時間が掛かり、査定期限が過ぎてしまいます。複数の会社に査定を依頼する場合はなるべく近づけて予約を行う方が良いです。
査定後の価格交渉は即決も含めて判断
複数の会社に査定を出してもらったあと、順番に査定額の交渉をされる方がいると思います。「A社さんは60万円と言いましたがB社さんはいくらまで可能ですか?」というように順番に連絡していき、値段を釣り上げる交渉です。
この交渉で注意しなければならないのは、「今回決めてもらえればいくらまで出します」という言葉を軽く受け止める事です。既に査定を出した後の交渉なので、買取会社側としては早く結論を出したい状態です。延々と交渉されるのは好みません。そのため、早い段階でこのような最後通告を行います。
査定の時とは異なり、交渉時におけるこのような通告は本気の場合が多いです。軽く受け止めて後でもう一度と思っても、次の連絡時には断られる事がありますので、交渉は水ものだと肝に銘じて行動すべきだと思います。
車検の残月数によっても価格は変わるくらいなので、売る決断は早めに行なった方が得です。また契約締結時に車両を引き渡すのが通常ですが、査定時から引き渡し時までなるべく車に乗らない事をおすすめします。買取会社によっては新しい傷が見つかったなどと言って減額要求をしてくる事があるためで、査定時から車に乗っていなければ、新しく記事がつくのはあり得ないと簡単に拒否出来ます。査定を受けた時点で、自分だけの車ではなく、商品という意識を持つべきだと思います。
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