査定時の交渉について
-
今日売れる姿勢を強調して上限額を引き出す
-
希望買取金額を聞かれても答えてはいけない
-
査定額を低くするために営業が使う言い訳
-
買取査定額の上限を探るには?
-
出張査定を依頼すると契約するまで帰ってくれない?
-
どこまでが営業トークかを見分けたい
-
査定後から契約するまでの期間は短いほうが良い?
-
中古車の査定交渉とキャンセルについて
-
一括査定は2~3社に絞って出張査定をしてもらう
-
車査定時の交渉術4 - 即決を避けるだけで余裕ある交渉に
-
車査定時の交渉術3 - 知識があることを「ほのめかす」
-
車査定時の交渉術2 - 価格交渉は最後にまとめて
-
車査定時の交渉術1 - 希望価格を伝えない
車を売却する時に、あと少しだけ売却額が高くなればと思っても、実際にどうすれば高くなるのかが分からず、直接的に言ったところで相手にされなかった経験はないでしょうか。査定に限らず、交渉は様々な場所で行われます。関東に住んでいる人であれば家電量販店で値切り交渉をすることはほとんど無いでしょうが、大阪の方は当たり前のように行うようです。交渉の仕方を学んでおくだけで、最低限の武器を手に入れることが出来ます。
査定における交渉とは、買い取ってくれる金額をあげること、だけではありません。もちろん最終的には価格の話になりますが、条件をつめていったり説明を繰り返すことで納得してもらい、それが結果として価格になるので、価格交渉という言葉の正しい意味としては、「希望する価格となるように説得をする交渉」となります。抽象的な言葉だけで「とにかく高く買ってくれ」「頼むから少しだけ査定額を上げてくれ」といくら言われても、全く交渉になりません。
交渉に必要な知識だけを予備知識として得ることで、交渉の準備をすることができます。実際に上手く行くかどうかは相手次第の部分がありますが、もし失敗しても、複数社に一括査定を行えば、何回かはチャンスがあります。交渉における原則は、完璧ではなくベター、妥協点を探ることです。お互いに少しずつ譲歩した場所で納得出来ることが理想です。