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同じ車種に乗り続けるならベストの乗り換え時期は?

車を買い換える時の疑問

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一般的に新発売される車は、完全に新モデルの場合もありますが、ほとんどが既に発売されてる車のフルモデルチェンジかマイナーチェンジです。このうちフルモデルチェンジの場合だけ年式で区切ったり型番で区切ったりしたり、モデル名や排気量などで区別したりします。同じ名前の車種であっても、モデルが違うと別の車のようになったり、あるいは印象が変わったりします。面影を残さない程のフルモデルチェンジもあるので一概には言えないですが、ほとんどの場合、フルモデルチェンジであっても「同一車種らしさ」が残ります。

売れ続ける車種には独特のイメージが作られる

排気量やボディサイズが変わることは少なく、デザインの変更によってフルモデルチェンジを果たす場合がほとんどです。排気量やボディサイズは車の基本性能を示しますし、また価格帯にも影響する要素なので、維持されることがほとんどです。例えばトヨタのカローラは何代もモデルチェンジしていますが、「入門車」として、「手に入れやすい価格帯の車」として、「基本的なセダンの形」としてブランド認知されている車です。長年売れ続けている車種の場合だと、特定のブランドイメージが幅広い世代に認知されている事がほとんどです。車に乗っている人であれば、「カローラ」らしさ、というものがなんとなく想像出来るのではないかと思います。

生活環境の変化に応じて乗る車を変える方がほとんどだと思いますが、特定の車種が好きという方や、モデルチェンジする度に買い換える方がいます。生活環境の変化よりも同じ車種に乗り続ける楽しさや快適さなどが優先される場合もあります。

故障するリスクを抱えたまま乗り続けるよりも…

フルモデルチェンジというのは車種によって間隔が異なりますし、また同じ車種でもモデルチェンジの間隔は均一ではありません。ただ同じ車種で乗り換える場合でも、通常の場合と同様に5年5万kmを目処に乗り換えた方が良いかもしれません。乗り続けるメリットもありますが、故障するリスクを抱えたまま乗り続ける事は、乗り続ける年数や距離に比例して維持費が増えていくことを意味します。特に車は安全性が求められますので、修理費をケチることは難しいですし、仮にメンテナンス費を抑えてもより大きな故障に繋がるだけなので、トータルの維持費は大差なくなります。

また乗り続ける事でモデルが古くなり、下取りや売却の金額が大きく下がってしまいます。一定の年数や走行距離のある車というのは、欲しがる人も少ないので、その分値段が下がってしまうのは仕方ありません。例えば5年5万km以内で乗り換えた場合には、売却金額が買い換え用のまとまった資金となりますが、それ以上の場合は別途貯金などによって買い換え資金を捻出しなければなりません。売却金をあまりあてに出来ない可能性が出てしまいます。

モデルチェンジと買い換え時期が重なれば一番良いですが、そうでなければ買い替えの決断を早めのした方が良いかもしれません。

買い換え時の選択肢はいくつかある

買い換え時にはディーラー側への下取りと買取会社への売却の選択肢がありますが、同一車種への乗り換えなので、ほとんどの方が下取りを選択されるかと思います。しかし、売却金額だけを考えるとディーラーへの下取りがもっともお得とは限りません。買取会社へ一括査定で売却した方がお得である可能性は高いです。何故高くなるかについては、以下の記事で解説していますので、参考にしてみて下さい。
参考→ 車の下取りと買取、お得なのはどっち?
参考→ 車査定時の交渉術2 – 価格交渉は最後にまとめて

ディーラーの方との関係性を優先したい気持ちがあるかもしれませんが、同じ担当者ならまだしも、モデルチェンジの期間を考えれば担当者が変わってしまう事の方が多いので、それほど気にせずに判断された方がよいです。

昔の車は耐久性に不安があった

また、かなり昔の話になりますが、まだ車の耐久性などが低く「10万kmで寿命」と言われていたような時代の場合は、早めに乗り換えないと故障で動かなくなってしまうリスクがありました。消耗部品であるクラッチやタイミングベルトが故障するのなら分かりますが、そうではなくエンジン内部が壊れたりするので、修理費も莫大にかかります。そうなる前に乗り換える必要があり、そして選択肢は下取りのみにほぼ限られていました。

今では買取専門店もあり、また廃車専門の会社までありますので、買い換えは選択肢の幅が広がった状態といえます。とはいえ、新しい車、状態の良い車が価値を持つという事は昔と変わりませんので、早めに乗り換えるのも有力な方法として健在しています。

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