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Credit by MIKI Yoshihito
新車購入の契約を検討し始めた段階から、試乗・契約を経て実際に納車されるまで、わくわくが止まらない、楽しみで仕方ない気持ちでいっぱいだと思います。当然ドライブの予定をたてたりすると思いますが、買ったばかりの新車で事故を起こす話もよく聞きます。新車とどう付き合ったらよいかをまとめてみました。
- 説明をちゃんと聞く
- 意外と多い誤給油に注意
- 汚れても大丈夫なように準備する
- 車幅感覚が掴めないうちは注意
- 駐車場では真ん中に止める
- オイル交換は初回1000kmを目安に
- 走行メーターを確認する
- 傷なども細かく確認するべき
- 車を受け取ったら
最初にガソリンを入れる
目次
説明をちゃんと聞く
新車購入前に思いつく限りの色々な疑問を担当者にぶつけたかと思います。購入する前にはライフスタイルに合うか、機能はどうか、という疑問を一つずつ解消したかと思いますが、いざ納車となったらキレイに忘れてるものです。
最近の車は様々な機能があるので、便利な反面、操作方法の分からないものも多数あります。その中には重要ではないものと重要なものに分かれます。納車前に担当者から機能の説明を受けると思いますが、説明するのは重要な機能の方です。
納車時というのはどうしても気持ちが高ぶって早く乗りたいという意識が強くなってますので、説明が頭に入りづらいとは思います。長年営業している担当者もその事を分かっていますが、その上で説明をするのですから、それほど大切な内容となります。一旦気持ちを落ち着かせて、集中してお話を聞き、不明点があれば質問をして解消するのがベストです。
たとえば防犯装置を標準で備えている新車も少なくありませんが、そういった防犯装置の解除方法を知らないと、しばらくの間警告音が鳴り止まなくなってしまいます。こういった装置については、事前に操作方法を知らないと止め方も分かりませんので、必ず事前に把握しておく必要があります。
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意外と多い誤給油に注意
Credit by United Autosports
今まで乗っていた車と油種が違う場合、誤給油してしまう事があります。自分は大丈夫と思っている人ほどやってしまう事なので、きちんと注意して確認する必要があります。最近はディーゼルエンジンが増えてきたので、ディーゼルエンジン車に対して間違ってガソリンを給油してしまう事が多くなっています。もしそのまま走行するとエンジンが壊れる原因となりますので、途中で気づいた場合は、絶対にエンジンをかけずにスタンドの店員さんを呼んで対応してください。
レンタカーでもある行為ですが、給油口を開ける方法が分からないというのはとても恥ずかしいです。せめてそれくらいは分かるくらいに、事前に把握しておく姿勢が大事です。
ちなみに給油口が運転席側、助手席側のどちらについているかは、給油メーターを見れば簡単に分かります。給油メーターの三角マークが向いている方に設置されていますので、ガソリンスタンドへ寄る前にちらっと確認しておけば大丈夫です。
汚れても大丈夫なように準備する
新車の内装はぴかぴかでチリひとつ落としたくない気持ちになりますが、子供がいたりするとどうしても汚れてしまいます。あるいは恋人や奥さんが汚してしまうかもしれませんが、新車を大事に思うあまり、必要以上に怒ってしまいがちです。小さなこぼれカスなどは定期的な掃除で済みますし、ウェットティッシュがあればジュースをこぼした場合でもだいたい対応できます。車内の汚れにはなるべく鷹揚でいて、ドライブを楽しんだ方が良いと思います。
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車幅感覚が掴めないうちは注意
Credit by Bryan Allison
新車を運転し始めの頃というのは、車幅感覚を掴みづらいので不慣れな面が出てしまいます。狭い道のすれ違いや駐車場では慎重な操作が求められますが、車幅感覚が分からないうちは、より慎重に対応しなければぶつけたりしてしまいます。
車幅感覚は運転していくうちに自然と慣れていくものですが、運転していても慣れない方がいます。車幅感覚を掴む練習はいくつかあります。最もポピュラーなものは、同乗者に手伝ってもらって、目標物との距離を教えてもらいながら寄せていく方法です。運転席側は距離が近いので寄せる事は簡単ですが、助手席側というのは慣れるまでわかりづらいものです。それを助手席に座ってもらって近さを教えてもらいながら寄せていくことで、経験として覚える事が出来ます。
一人で出来る練習方法としては地下駐車場などで助手席側が壁の場所に駐車します。最初に止める時は余裕を持たせて大丈夫です。その後、一旦降りて実際に壁とどれくらい余裕があるかを確認します。確認した距離を頭に思い浮かべながら、もういちど駐車をやり直して、今度はもう少し寄せてみます。何度か繰り返す事で寄せる幅を頭の中で補うことが出来ると思います。
前後の車幅感覚も同様の方法で覚える事が出来ます。車止めの設置された方に壁があるのが理想です。たいていの駐車場には車止めがついていますので、何も意識せずに車止めにタイヤが当たるまで動かしますが、一度車止めで止めた後にどれくらい寄っているかを確認します。目視でどれくらい離れているかを確認した後で、一度離れて、もういちど車止めまで寄せていきますが、今度は壁との距離を確認しながら寄せていきます。こうすることで、先ほど見た距離まで最大で寄ることが分かりますので、車幅感覚を捉える練習になります。
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駐車場では真ん中に止める
駐車場に止めるのも慣れないうちはビクビクしながらとなりますが、運転に慣れない人や新車の人ほど、密集していない離れた場所に止めがちです。他の車にぶつけてしまうリスクを考えたら、離れた場所に止める方が良いと思うかもしれませんが、一方で離れた場所というのは車上荒らしなどの犯罪に遭う事もあります。特に新車だと狙われる可能性が高くなりますので、出来るならそれなりに混んでいる場所へ止めた方が安全です。
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オイル交換は初回1000kmを目安に
Credit by Mike Mozart
通常オイル交換は3000kmや5000km、人によっては10000kmでの交換を推奨したりしますが、新車で最初に交換する場合は1000kmが目安になります。何故そんなに早く交換したほうが良いかというと、オイルの劣化ではなく金属の小さな粉がたくさん出るので、それを除去するために交換したほうが良いのです。人によっては気にしないので、通常と同じ交換サイクルを推奨したりしますが、可能であればやった方が良いです。車種やディーラーによっては無償で対応するところもあります。
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走行メーターを確認する
新車で購入するのだから、走行メーターもゼロkmで納車されるんじゃないの? と思うかもしれませんが、ゼロkmで納車される事はありません。港から店舗まで近い場合は自走したりするので、数kmから10km程度が一般的といえます。住んでいる場所によっては自走距離が長く、40〜50km程度走る場合もあります。新車の場合には1度だけ走行距離をリセット出来るようになっているので、10km以内の車の場合は一度リセットしている可能性があります。
車が完成した後すぐに納車される訳ではなく、メーカー工場内での検査、各地域内の検査工場、拠点内への移動など、納車までにも移動は多く行われます。品質にこだわっているフェラーリやランボルギーニなど一部の高級車は、テスト運転を自社内のテストコースや公道で徹底的に行ったあと納車しますので、納車時には200〜300kmに達することがあるそうです。
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傷なども細かく確認するべき
Credit by US Embassy Sweden
納車時には最新の注意で取り扱われますが、それでも万全とはいかないもので、小さな傷や汚れがあったりします。指摘するのは失礼にあたると思う方が多いですが、指摘せずにモヤモヤを抱えるほうがディーラーとしても気持ちよくないので、気になったところはきちんと指摘するべきです。最低でも外観を一周して確認する、内装を確認する、トランクをあけたりドアを開閉するくらいの確認はした方が良いです。
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車を受け取ったら最初にガソリンを入れる
新車を受け取って、そのままドライブするにしろ家に帰るにしろ、一番最初にやらなければいけないのは給油です。
新車時にはガソリン給油マークがギリギリ消えるくらいしかガソリンが搭載されていません。このガソリン費用はディーラーが負担するものなので、経費削減で必要最小限しか入れないのです。そのため、最初に給油が必要です。
車を運転して間もない時点で給油は、ホース設置個所への幅寄せ、給油口の開閉などやることが多く、給油口の位置を未確認のままだと反対に止めてしまうこともあるので、意外に難しい作業です。そのため、運転前に最低限確認しておかなければならない事の一つです。
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納車時に確認する事は多いように思われますが、短い期間ではなく長い期間をともにする車だからこそ、最初の扱いがとても大切になります。
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