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上半期編に引き続き、車を売るのに最適な季節を月ごとに見ていきたいと思います。
夏休みはお盆の季節で、毎年何十kmもの渋滞がニュースになりますね。しかしお盆の帰省に併せて車を買い換える人は少なく、この季節の中古車市場はあまり活発とはいえません。中古車の売値としてはだんだん下がっていき、11月が底値となります。
7月~8月は決算月やレジャー需要を見込んで
7月になると少しずつ中古車市場が活発化しはじめます。夏のレジャー需要に向けてというのと、9月に決算を迎える業者もいるので、その売上げのために在庫を揃えておこうという動きのためです。
決算月にあわせて売却するのは、売り手市場でやり取りが出来るという意味になります。反対に在庫がだぶついている時、つまり需要がそんなに無い時期に売ろうとするのは買い手市場でのやり取りになりますので、高い買取金額を引き出すのは難しいです。3月か9月を決算月にしている業者さんが多いので、そのタイミングを見計らって売るようにすれば、高い買取金額が期待出来ると思います。
9月~11月は中古車市場が落ち着きやすい
9月は決算月のために駆け込みで決める事も出来ますが、基本的に9月~11月は中古車市場が落ち着いています。買う人も売る人も少なくなります。需要が落ち着く時期なので、逆に言えば車を買いたい場合はこの時期に狙いを絞ると安く買える可能性があります。特に11月は様々な中古車の価格が底値になりやすいので、もし欲しい車があればこの時期に狙うことをおすすめします。
また、この時期に限った話ではありませんが、車は定期的にマイナーモデルチェンジとフルモデルチェンジを行います。マイナーモデルチェンジの場合はそれほど影響を受けませんが、売りたい愛車がフルモデルチェンジを行った場合は、買取金額も一気に下がることがあるので、注意が必要です。
年末にかけて買取価格は底値になりやすい
12月はボーナス商戦が盛んになるので、回転率の良い業者さんであれば買取金額を期待することも出来ます。ただし、基本的には買取額が低調になりやすいので、特に年末にかけては売却を控えた方が得といえます。
年末にかけて買取額が低くなるのは、中古車市場の特徴にあります。車の年式は年をまたぐタイミングで変わります。新車登録が何月に行われようが、翌年になれば「1年落ち」の車になります。そのため、12月に業者さんが車を買い取った場合、すぐに「1年落ち」の車となってしまうのです。
車の買い取り価格が高くなるのは、需要期の少し前です。既に紹介したように3月が最も需要が高くなりますので、その少し前が最も買取金額を期待出来る時期となります。反面、在庫を長い期間抱えるのは業者としてコストがかさみますので、なるべく避けようとします。自然と、需要期の前は買取に対してシビアになってきます。
もし年末までに車を売ろうと考えている方がいたら、可能な限り早めに売却した方がお得です。出来れば11月までには売却することをオススメします。
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