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ワンオーナー車だと査定額はアップする?

車の査定にまつわる知識

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中古車として販売される車は、同じ車でも走行距離によって値段が違うように、価格だけでは判断できない部分があります。キレイに維持されてるかなど内装・外装の他にエンジンなど車の内部の状態も影響しますし、その時の人気によっても価格は変わります。

ワンオーナー車は販売価格が上乗せされる

中古車販売店を眺めていると、ワンオーナー車の文字が目立ちます。ワンオーナー車とは、中古車として店頭に並ぶまで、新車から1人だけが利用した車という意味です。ワンオーナー車の場合は新車から1人だけという安心感や、状態の良い車が多いことから人気になりやすく、価格も少し上乗せされます。

ワンオーナー車というのは、買う側からすれば信頼しやすい車です。複数の人が乗った車というのは、色んな乗り方をされた車という意味にもなりますので、例えば突然故障したり、すごく汚れてる箇所がないか不安があります。ワンオーナー車の場合は今まで乗った人が確実に1人なので、新車からの車の経歴が確認しやすく、仮に事故歴があっても隠される恐れが少ないので安心感があります。

経歴が確認出来ないワンオーナー車は信用できない

ワンオーナー車でも整備記録簿や取扱説明書の無い車は注意が必要です。新車から乗り続けて紛失したというのは、ほとんど利用機会が無いのに紛失したという意味にもなりますので、車の取扱状態が悪かった可能性があります。また整備記録を確認できないのは、車の経歴を確認できないので、嘘をつかれる可能性もあり、信用が置けません。

今の説明は中古車を購入する立場で述べたものですが、これと反対の内容がそのまま買取に当てはめられます。査定担当者が査定する時に、ワンオーナー車で整備記録簿が無い状況は、信用が置けないのをお分かりいただけるかと思います。

状態が悪ければワンオーナー車でも評価されづらい

ワンオーナー車でも上記のように状態に差があるので、状態の悪い車であれば、ワンオーナー車であってもそれほど評価されない事があります。自分を購入者として自分の車を見た時に、信用できる車かどうかを考えてみれば分かりやすいと思います。

通常、次の車に乗り換えるのは3年、5年などのタイミングが多いので、ワンオーナー車も同じタイミングで多く出回ります。新車から1〜2年、あるいは1〜2万kmで売却する場合はワンオーナーである事が当然ですが、それ以上になってくるとバラけてきます。平均的な乗り換えタイミングが、だいたい8年と言われているので、8年以内の車であればワンオーナー車である可能性があります。

手入れのしっかりした車は価値が高い

走行距離も年数に比例して上昇するのは当然といえますが、あまり車に乗らず、手入れをきちんとしている車の場合は、年数だけが経過して走行距離が低いので、中古車市場ではとても価値を持ちます。新車販売が終了して新車で買えない車が欲しいという方は意外に多いので、そういった方は少しでも状態の良い車を常に探しています。もちろん人車の方が高く売れる可能性は高くなりますが、よほど不人気車でない限りは、希少価値がありますので、きちんと交渉すれば高額になります。

古い車でも人気の高い車や、生産終了によって中古しか存在していない車の場合には、状態のしっかりした車ほど高く売る事が出来ます。ものによっては新車価格に近い値段で取引される車もあります。詳しくは以下の記事に詳しく書きました。
参考→ 高く売れるワンオーナー車の特徴

買取会社の場合、安く買って高く売るほど利益が大きくなりますので、高価買取とうたっていても、本音はなるべく安く買い取りたいのです。そのため、ワンオーナー車であってもきちんとアピールをしなければ、価値がわからない素人だと判断して低い査定額を出してくる事があります。そのくせ、買い取ったワンオーナー車は、販売時には高く値付けします。
参考→ 出張査定は担当者によって全く違う?

ワンオーナー車は基本的に高く査定してもらえる要素になりますが、ワンオーナーに限らず状態の良い車ほど高く査定してもらえます。常日頃からケアを心掛ける事が高価買取の基本といえます。

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