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一括査定で中古車買取会社へ車を売却するには

・車を売りたいけど、どうやって売れば良いか分からない
・今までディーラーへ下取りに出していたけど、一括査定を試してみたい
・一括査定って面倒じゃないの?

という疑問・お悩みをお持ちの方のために、当サイトではわかりやすく情報をまとめてご提供しています。

車を一度でも売ったことのある人であれば、必要な書類や手続き、実際に売却されるまでの流れなどを経験している訳なので、2回目に売却する時には慣れている部分があるかと思います。しかし初めて売る場合には、何からすれば良いか分からないものです。ここでは初めて車を売るときの大まかな流れと、注意すべきポイントをご説明します。

参考
車を売るときに必要な書類について
査定価格が高くなる具体的な査定基準ポイント
買い取り価格が安くなる具体的なマイナス査定基準ポイント

1.所有している車の価値をおおまかに把握する
まずは自分の所有している車の価値を大まかに把握します。何故把握する必要があるかといえば、もし相場が分からなければ提示された査定額に対して高いのか安いのかの判別もつかないですし、低く見積もられる理由を把握していなければ、査定額に納得いかずに他の査定会社へ依頼したところでほとんど同じ結果となるためです。転職市場も似たようなもので、自分自身の市場価値を把握していれば、採用される確率の高い会社に絞って転職活動を行うことが出来ます。
所有している車の価値を調べるには、まず中古車販売のサイトで、自分の乗っている車を調べます。出来れば似たような状態の車を探します。5年乗っていて走行距離が3万kmであれば、それに近いものを探します。価格としては走行距離が優先されますので、走行距離を基準に調べると良いでしょう。
高額査定のポイントでも触れていますが、査定において状態の良さというのはとても大事な要素です。あなたが中古車を購入するとしても、外装に傷がなく、内装もしっかりしていて、状態の良い車に乗りたいというのが理想だと思います。同じような条件でも状態が悪ければ、値段もそれなりに落ちるのは想像出来ると思います。そのため、所有車の状態がどれくらいかというのは、自分自身できちんと確認しておく必要があります。
2.中古車買取会社に査定を申し込む
すぐに売る気がなくても、ひとまず査定を依頼します。この段階の査定は、1社だけでも一括査定でも、どちらでも構わないと思います。査定を依頼する意味は、実際にプロから見て自分の車の価値がどれほどなのかを確認するためです。販売されている中古車での値段を確認した後であれば、自分の中でおおよその価格範囲が出ていると思いますので、その答え合わせの意味で査定依頼をします。出された査定が低ければ、低い理由を聞いてみるのも有効です。1社での査定でも構わないのですが、相場範囲を知るためであれば、やはり複数社への一括査定をおすすめします。
売る気がなくて見積りだけ、という姿勢を最初に見せることが大切です。わざわざ査定しに来てくれるからといって、そこに売らなければならない理由はありません。しかし査定担当者は営業活動なので、なんとか売却契約させようと必死です。そのため、様々な言葉で揺さぶりをかけてきます。もちろん人間同士のやり取りなので、自分が納得すれば売却して構いません。最良の選択であれば問題ないかと思います。
3.中古車買取会社の評判を調べる
複数社へ一括査定をした場合、ある程度良い価格を出してくれるところと、全く話にならない価格の会社に分かれるかと思います。実際に査定に来る場合と、電話だけ、メールだけと対応の分かれる場合もあります。その中で、いくつかの会社を選択肢として考えた場合、会社ごとに評判を調べます。
会社によっては最初に良い査定額を提示し、後から低くすることを常習的にやっている場合もあります。一度決めた後というのは緊張感が緩んで、つい相手の言うことを聞きやすくなりますので、説明で納得してしまう事もあるのですが、そういう事を頻繁にやっている会社は避けた方が良いでしょう。ただ事故歴など正当な理由によって減額されるのは当然なので、きちんと判断することが大切です。
査定担当の人の態度は気に入らなかったけど、後日電話でフォローしてきた人の態度が良かったという事もあります。人によって当たりハズレがあるのは仕方ないので、それは一つの要素として、取引に集中するように心がけた方が良いです。
実際に売却をする場合は、この段階で買取会社を決めて連絡を行います。注意するポイントとしては、査定額に変化がないことを必ず確認してください。査定額は査定した時点での価格となるので、買取会社の在庫状況や受注状況によって査定額が変わることがあります。トラブルのもとになりますので、必ず確認のうえ、もし変動があった場合は、再度検討をした方が良いです。
4.売却契約締結
売却が決まれば、必要書類を揃えて買取会社と売買契約の手続きを行います。近くの買取会社やディーラーであれば、出向いて契約書類に記入などをしますが、ネットで一括査定をした場合は近くに事務所がない事もあるので、郵送による手続きの場合もあります。
車検証明書などの他に、売買契約書の締結、委任状などの書類に記入します。一度売買の約束や書類契約を行った後にキャンセルは出来ません。もしキャンセルしたい場合は違約金の発生する場合もありますので、慎重に決断する必要があります。
売買契約締結時に、車を引き渡すのが通例です。この後、車の再確認を行い、問題がなければ指定口座へ入金を行います。即日現金の会社の場合はその場で支払いが行われますが、最近はほとんど見かけませんので、基本的には後日入金になります。
5.入金
指定口座へ入金がされれば売買契約が完了となります。丁寧な会社であれば入金のご連絡がありますが、通常は特に連絡はありません。
ここで注意したい点は、買取会社によっては査定後に減額をしてくるところがあります。会社の評判が大事なのは、契約した後に契約取り消しなどを行えないためであり、そこを逆手に取るようにして減額の交渉をしてきます。もし評判の良い会社と信じて契約したにも関わらず不当な減額を申し出されたら、消費者契約センターなどに相談した方が良いでしょう。
所有者の瑕疵にあたる内容については、減額は正当となります。しかし少しの汚れなどを理由として減額してくるような場合もありますので、査定から引き渡しまでは特に慎重に車を扱う必要があります。場合によっては乗らずにいることで、変更がないことを証明する方法もあります。

車の売却取引は、実際に入金完了まで気が抜けないものですが、下取りによる金額よりも大幅に高く買取されるのが通常です。またトラブルにあわないよう慎重に行動・確認する必要があります。何事もあせらず行動することが一番です。

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