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Credit by Tokumeigakarinoaoshima
スズキのワゴンRに並ぶ軽自動車の代表モデルとして人気のダイハツ・ムーヴです。6代目までバックドアが横開きを採用していたのが特徴的でした。
ダイハツ・ムーヴを売却した場合の相場価格を見ていきます。
ムーヴの下取り参考価格
年式 | 2013年(H25) |
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グレード | Xターボ(DBA-LA100S) |
新車価格 | 127.0万円 |
下取り参考価格 | 67万円 |
年式 | 2013年(H25) |
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グレード | Xターボ(DBA-LA100S) |
新車価格 | 127.0万円 |
下取り参考価格 | 37~47万円 |
トヨタ、日差ともに他社製品となるため、下取り額が渋い可能性はあります。日産の方が値落ち幅は大きいですね。
ムーヴの買取価格
年式 | 2013年(H25) |
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グレード | Xターボ |
新車価格 | 127.0万円 |
買取参考価格 | 63~71万円 |
1年1万kmとして、3万km走行の想定で相場を調べてみました。季節により変動はありますが、ほぼ下取り価格に近い買取金額となっています。新車価格がそれほど高くないので、年式や走行距離が多くなればなるほど、差異が小さくなっていきます。少しでも高く売るには、買取専門店同士に価格を競わせる必要があります。
年式 | 2015年(H27) |
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グレード | L-SA 2 |
新車価格 | 133.4万円 |
買取参考価格 | 81.1万円 |
中古車販売大手のビックモーターでは買取事例を公開していますので、調べたところ2015年式のL-SA2グレードが見つかりました。走行距離5,000kmで1年落ちですが、やはり軽自動車という事もあり値落ちが早いかもしれません。ただ、新車からの値落ちは大きいものの、それ以降は変動幅が少ないので、ある程度乗ってから買い換えた方が良いです。
ムーヴについて
1993年に販売開始したスズキ・ワゴンRの大ヒットを受けて、開発投入されたのが、ムーヴだと言われています。1995年8月から販売開始しています。
車両はミラをベースに作られ、内装の多くをミラから流用しています。イタリアのデザイン会社と合同でデザインを制作しました。後部からAピラーを通りフロントバンパーに抜けるラインや、縦型のテールランプが特徴的です。
Credit by DY5W-sport
開発経緯や、開発コンセプトがワゴンRを意識したものであったため、形状や内部もワゴンRに似たものとなり、一部評論家からはワゴンRのコピーだと批判されました。
しかし使い勝手の良さ(後席スライドはムーヴのみ)や天井の高さを含む居住性能が消費者から評価され、当初からベストセラーとなりました。
ワゴンR同様、カスタムシリーズも豊富で、自分好みにカスタマイズ出来る自由さも魅力の一つです。
ムーヴの販売台数
販売台数は2013年度が193,670台、2014年度が135,536台、2015年度が99,466台となっています。ワゴンR同様に販売台数が減少していますが、形状やターゲット層がワゴンRと似ているため、同様の理由で失速している可能性があります。
現行モデルは2014年12月からで6代目となります。歴代同様にノーマルとカスタムの2ライン展開となり、基本性能の向上を重点に置いたフルモデルチェンジとなりました。
ムーヴの特徴だったバックドアの横開きが変更に
長らくムーヴの特徴であったバックドアの横開き形式が、6代目では全て縦開きへと変更されました。横開きは広いスペースで扱いやすいですが、応用性に難のある場合が多く(開く側に障害物がある場合など)、熟慮の結果、変更に至りました。
従来、横開きに拘っていた理由の一つが、女性や高齢者でも楽に開閉できる事でした。今回の変更では、リアハッチゲートの樹脂化によって軽くなり、女性や高齢者でも楽に開閉が可能となったため、それも変更に踏み切った理由の一つと考えられます。
ワゴンR同様に現行モデルでは販売が減少していますが、旧型モデルを含めた中古車市場ではしばらく安定した販売価格を維持すると思います。
扱いやすい軽自動車は安定して人気があるため、大幅な値崩れがしづらいです。そのため、買い替えもしやすく、需要と供給のバランスが良い車種といえます。
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