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雪道を走る前に確認しておきたいスタッドレスタイヤなどの基礎知識

車の乗り方について

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Credit by Nao Iizuka

積雪の多い地域に住んでいれば、雪道での運転も慣れますが、滅多に降らない、あるいは降っても積雪しないような地域では、雪が降ると事故が多発してしまいます。また、スキーなどで雪山に登る場合も、初めてでは戸惑うことが多数あります。

雪道に慣れていなくても、注意点を守れば安全に運転する事が出来ます。反対に、普通の道路と同じように運転していては、すぐに事故を起こしてしまいますので、注意してください。

雪道をノーマルタイヤで走るのは違反

豪雪地帯など一部地域に限定されますが、雪道をノーマルタイヤで走行すると、罰金とする条例があります。

冬季に積雪する事が多い宮城県では

「積雪又は凍結のため、滑るおそれのある道路において、タイヤに鎖又は全車両に滑り止めの性能を有するタイヤ(接地面の突出部が50パーセント以上摩耗していないものに限る。)を取り付けるなど滑り止めの方法を講じないで、三輪以上の自動車(側車付きの二輪の自動車及び小型特殊自動車を除く。)を運転しないこと。」
※宮城県道路交通規則 第14条

とあり、滑る道路においては何らかの対策をしなさい、としています。違反すると5~7千円の罰金を科すところがほとんどです。

これは各地域における交通規則による取り締まりですが、国交省では全国を対象に罰則を設けようとする動きがあります。

雪で立ち往生の車に罰金=チェーン装着を促進―国交省検討

 国土交通省は22日、積雪時に幹線道路で立ち往生の原因をつくった車に対し、罰金を科す方向で検討を始めた。タイヤチェーンの装着を促すことで、立ち往生による渋滞を防ぐのが狙いだ。また、降雪予測を早めに住民などに周知し、大雪の際は車による移動を控えるよう呼び掛ける方針。

(中略)

 国交省は今後、具体的な金額などを詰め、道路法で罰則を規定する方針だ。来冬以降の実施を目指す。担当者は「鉄道を止めると損害賠償が請求されるケースがあるが、道路も同じ。勾配が5%を超える区間では立ち往生が多く発生するのでチェーンを装着してほしい」と話している。
2016年11月22日
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112200582&g=eco

これは立ち往生した車がノーマルタイヤだったら罰金を取るという話ですが、目的は雪道での事故防止なので、雪道をノーマルタイヤで走ることは推奨出来ません。

ほとんどの積雪はスタッドレスで走行可能

一般的に冬用タイヤと言われるスタッドレスタイヤですが、性能向上により様々な雪道の状態をカバー出来るほどになりました。

高速道路で「チェーン規制」となっている区間ではチェーン装着が必要ですが、4輪ともスタッドレスタイヤを装着している場合はチェーン装着が必要ありません。チェーン規制区間はスタッドレスタイヤで走行可能です。

ただし、「チェーン装着車以外通行止」の場合はチェーン装着が必要です。
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スタッドレスタイヤの特徴

Credit by Andy

スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路でグリップするように様々な特徴を備えています。

・深い溝、サイプ

通常の夏用タイヤより溝を深くする事で、路面表面の水を掻き出し排水性を高めています。また積雪量がある場合でも路面に接地しやすくなります。

サイプとはタイヤのブロック箇所にある細い溝の事です。この溝が氷上の水膜を吸収する事で、滑りにくくします。また雪の上では細かい溝が雪を掻きだす事でグリップ力を確保します。

・柔らかいゴム

夏用タイヤは低温になるとゴムが硬化し、グリップしなくなりますが、スタッドレスタイヤは柔らかいゴムを使用し、低温でも柔らかさを失わないようなゴムを使用しています。タイヤが柔らかい事で、路面の凹凸に合わせて路面に密着するので滑りにくくなります。

雪や氷の上では柔らかいゴムが必要ですが、通常の路面で使うと、柔らかすぎてゴムが傷んでしまいます。そのため、すぐに摩耗して寿命が短くなってしまいますので、積雪シーズン以外は使用しない方が良いです。
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チェーン装着

Credit by Oregon Department of Transportation

スタッドレスタイヤでほとんどの雪道を走行できますが、先ほどの「チェーン装着車以外通行止」のようにチェーン装着車だけしか走行出来ない場合や、凍結路などはチェーンを巻く必要があります。

スタッドレスタイヤにチェーンを装着するかは議論の分かれるところで、スタッドレスタイヤではカバー出来ない凍結路ではチェーンを装着すべきという意見と、スタッドレスタイヤで雪道はカバー出来るし、出来ない場合は通行止めになるようなひどい状況だけだ、という意見があります。

またスタッドレスタイヤは柔らかいので、チェーンを装着するとブロックが崩れて寿命が短くなるという意見もありましたが、これは正確性に欠けるので信用できません。

最近のスタッドレスタイヤは性能が向上していますので、アイスバーンにおける排水性とグリップ力は、チェーン装着よりも優れていますし、最新のスタッドレスは氷上のグリップ力を全面にアピールしています。

そのため、チェーン装着車以外通行止になるような、積雪が多量となっている場所を除いて、ほとんどの雪道ではスタッドレスタイヤのみで走行できます。ただし、ゴムが硬化すると性能を発揮できないので、寿命には十分に注意しなければなりません。
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普段雪が降らない地域で積雪があった場合、少しの距離ならと思ってノーマルタイヤで出かける方がいますが、そのほとんどは事故を起こしたりスタックして立ち往生してしまいます。首都圏で起きる雪の事故は、ほとんどがノーマルタイヤ装着のためです。

ノーマルタイヤでは雪道を出かけない、もし出かける場合はタイヤチェーンを装着するように心がけなければなりません。雪道は油断すると、痛い目にあいます。

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