車の買取査定アップを応援

出張査定は担当者によって全く違う?

車の査定にまつわる知識

スポンサーリンク

買取をお願いする場合、店舗に持ち込んで査定してもらうか、出張査定を依頼して来てもらうかの方法があります。メールや電話のみでも査定額を出してくれるところはありますが、実物を確認して傷が見つかったので減額してほしいなど、後々トラブルになるケースが多いように思いますので、あまり信用できません。最低限実物を見てもらって判断してもらう方が安心できます。

査定担当者のレベルは来てくれるまで分からない

とはいっても、実際に見てもらう人の技量によって印象や査定内容が違うようです。評判の良い会社でも「ハズレ」の担当者にあたると最悪ですし、担当者レベルで査定額が変わってしまう事も多々あるようです。対応が良いと聞いたから依頼したり、顧客満足度が高いから依頼してみようと思ったのに、実際に来た担当者の態度が悪かったり、納得行かない対応をされたら、裏切られたような気持ちになりますよね。

反対に契約まではろくな説明をせず愛想だけが良くて価格も悪くないので契約したところ、後から大幅な減額を要求されキャンセルするならキャンセル料が発生すると言われた……。会社ぐるみか体質か担当者レベルかは分かりませんが、そういったトラブルも少なくありません。

実際に体験した口コミも半信半疑で判断するべき

実際に査定をしてもらった人の話が一番参考になりますが、それさえも完全に信用は出来ません。というのも、例えばフランチャイズ店舗の場合は営業所によって営業方針が違うこともあるので、同じ会社の評価でも正反対になることがあります。あるいは決算期などノルマが課せられてる場合には強引な営業が行われる事もあります。良い評価というのは広まりづらいですが、悪い評価というのは広まりやすいので、たまたま悪質な担当者にあたった人の怒りに満ちた評価を見て、その会社は全員悪質だと判断してしまう事はよくあります。そのためにもクチコミを確認する場合は必ず複数のサイトを利用して、総合的に判断をするべきですし、ネットの情報が全てではありませんので、実際に体験して判断されるのが一番です。

査定してもらう場合に、良い担当者にあたるかは運次第ではありますが、事前に確認しておいた方が良いのは、契約後に減額要求をしてくる会社の情報です。数人のレベルで理不尽な減額要求をされた、とかではなく割合として多くの人が同じく減額要求されているような場合は、その会社を疑った方が良いです。そういう会社は手口が同じなので、似たような流れで契約を迫ってきたら注意した方が良いです。

査定額が低かった、態度が悪かった、遅刻してきた、契約がずさんで大幅に値切ろうとしてきた、などのトラブルは残念ながら担当者次第で起こり得る事です。同じ人間でも体調の良い時と悪い時で態度が変わることもありますし、入社したての人とベテランでも違いますし、経験してきたやり方によってもスタイルが変わります。

減額交渉などのトラブルは、本来プロであるはずの査定担当者が見落とした「ミス」であると責めることも出来ますが、販売者となっている責任もあるので、素人であっても理論武装したり入念に準備することが必要になってきます。
参考→ 中古車の査定交渉とキャンセルについて

商品である自分の車の状態把握は大事

売る商品である自分の車の状態を事前に確認する事は大切で、特に外装は指摘されて気付くようでは遅いですし、減額されやすい内容を把握しておくことはとても大事です。修復歴のありなしなどは、どういった場合が対象にもなるのかだけでも押さえておけば、心構えが変わります。

出張査定を依頼する場合は、先に電話で日時を決めるのが一般的です。その際の対応を注意深く観察することでハズレを防ぐ事が出来るかもしれません。もし少しでも気になることがあれば断った方が良い場合もあります。ただ電話対応の人と実際に出張査定に来る人が別という事もありますので、電話口で併せて確認すると確実です。

複数の会社に査定を依頼する事で、複数の視点から評価をしてもらう

複数の買取会社に査定を依頼するのは、きちんとした評価を確認する意味もあります。前述の通り、査定担当者によってレベルが違いますので、傷跡なども見逃す場合があります。しかし車を引き取った後で確認するのはプロの査定士なので、修復歴がある場合もこの段階で判明します。買取担当者にはレベルの差があるため、複数の会社に査定を依頼する事で、複数の視点から車を評価してもらう事ができます。A社では修復歴なしと判断されても、B社では修復した跡があると指摘されたりします。評価基準が異なる場合もありますが、査定士が査定した段階で、ほとんどの場合A社でも修復した跡があるという判断になります。

査定担当者によって修復歴の見積もり差もあります。程度を軽く見積もれば査定額はアップできますが、実際に査定士が確認すれば査定額は同じくらいになります。そのため修復歴がある場合などは、もし高い査定額が出ても後から減額される可能性を頭に入れといた方が良いでしょう。

会社によっては社員教育に熱心なところもありますし、全てがハズレ、悪質という訳ではないと思いますが、しつこい営業をしたり契約後にトラブルが起きたりするケースが今まで多かったので、基本的に買取会社の営業、査定担当者は信用されていない状況だと思います。それでも注意深く対応することで最低限予防できますし、消費者センターに相談する事で深刻なトラブルになるのを避けることが出来ると思います。

スポンサーリンク