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高額査定のポイント(外装・内装・修理編)

車の査定にまつわる知識

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車を売る場合は、当然のことながら、中古車査定のプロが確認します。査定時に見るポイントというのは限られていて、このポイントの評価が高ければ良い査定を受けられる可能性が高くなります。プロがチェックする箇所を知っておくことで、より有利な査定をしてもらうように交渉することが出来ます。

外装

外装は、人間の場合と同様、車の印象を決定づけるので、当然査定金額にも反映されます。傷などが無いかはもちろんですが、人気の色かどうかも併せて確認されます。

一般的に国産車は白色がいい、という話が多いですが、正確には「車種によって」人気の色が異なります。マツダのロードスターなどは「赤色」が一番人気ですし、SUV系だと「白色」人気が多いです。ミニバンだと「白色」と「黒色」が定番ですね。愛車の人気色を事前に把握しておき、査定の際にさりげなく人気色ですよね、という感じでアピールします。

続いて、傷とへこみを確認します。傷は販売に影響しますので、細かい傷まできちんと確認します。多いのは鍵穴周辺の傷です。キーレスエントリーが主流になりましたが、それでもドア周りは傷がつきやすいものです。運転手は気を付けていても、助手席側のドア周りに傷が……なんてこともあります。

小さい傷であればコンパウンドやワックスで直ったりしますが、普段やり慣れていない人がここぞとばかりに直そうとしてコンパウンドをかけると、そこだけ変に目立ったりするのでご注意ください。

車の汚れ具合は後々きちんと洗車するので査定に関係ない、といいたいところですが、普段からどれくらい大切に乗っているかの目安になります。査定の日でさえ汚いままで見てもらおうとするのは、大事に扱っていない証拠と捉えられても仕方ありません。せめて洗車してから査定をしてもらった方が良いです。

内装

続けて内装ですが、シートの汚れやへたり、タバコなどの匂いなどが大きな査定ポイントです。特に匂いは嗅げば分かるので大事なポイントです。タバコの匂いは落ちづらいので、脱臭剤などで匂いを落としてから査定を受けた方が良いです。

シートの染みやフロアマットの汚れ、ダッシュボードやドアのインドアポケットなど細かく見ていきます。染みやタバコの焦げ跡など、直せないものもありますが、事前に把握しておくことでマイナス査定となっても納得する事が出来ます。反対に直せたり掃除出来るところは事前に対応した方が良い査定を得やすくなります。

事故・修復歴

過去に事故を起こして修理した車の場合、残念ながら査定に影響します。事故の規模にもよりますが、車のフレームに関わる事故以外できちんと補修してあれば、大きくマイナスとなることは少ないでしょう。反面、車のフレームに影響が出るような大きい事故の場合は、修復歴ありとして大きなマイナス査定となります。

修復歴の有無については、細かく調べれば必ず分かりますが、前述の通り査定額に影響が出ることから修復歴を隠してしまう方もいるそうです。査定士もスキルレベルに差がありますし、忙しい時には見落とす事もあります。

しかし、修復歴無しとして査定をした車であっても、店頭に並べる前に細かく査定しますので、必ず発覚します。売買契約書の中には、瑕疵担保責任の項目があり、自動車に隠れた欠点や欠陥があった場合は、瑕疵の修補または売買代金の減額を請求する、というような項目になっている場合がほとんどです。売買時点で判明していなかった売り手側(元の持ち主)の欠陥が見つかったら、その責任を問いますよ、という意味です。

場合によっては売買契約のキャンセルや損害賠償請求をされる事もあり、トラブルの原因となるだけなので、事故歴修復歴についてはきちんと申告をすべきです。

修理や車検

買取査定前に気になっていた傷やへこみを板金修理したり、塗装をしたりした方が高額査定になるんじゃないかと思うかもしれません。確かに修理してキレイになった車の方が査定はプラスになりますが、一方で必ずしも修理代金を埋め合わせる以上の査定アップになるとは限りません。修理代金が1万円かかったけど査定は5000円アップだったという事も充分あります。修理したからといって差し引きではマイナスになる事もあるのでご注意ください。

車検も同様で、ほとんどの場合において車検費用よりもプラス査定になることはありません。まず前提として中古車買取業者は一般の方よりも安く車検を通すことが出来ます。どこの中古車買取業者も、提携している修理工場がありますので、そこで車検を安く通せます。

例えば車検まで残り半年の車の場合、引き取ってもすぐに売却先が決まる訳ではありません。場合によっては半年以上も在庫として抱える必要があります。車検の残り期間が短い車は、当然ですが人気がありません。それであれば買取業者が車検を通してしまうことで、車検期間が充分残った車として高い価格で販売することが出来るのです。

そのため、仮に車検を通してもその分を正確に買い取り価格に反映させるのは難しく、多くの場合、車検費用分に満たない査定金額となってしまいます。車検期間が残ってれば評価してもらえますが、実際にかかった費用以下の評価となります。

高額査定のポイント(アピールポイント・整備記録)へ続きます。

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