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買取査定担当が査定時に見るポイント

車の査定にまつわる知識

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車を売る場合は、買取会社の審査となる査定を経て売却となりますが、実際の査定現場では査定内容を覗き込まなければ、どういった査定によって評価しているかも分かりません。よほど不慣れな担当者でない限りはテキパキと査定を進めますので、ぼーっと眺めているだけで査定が終わってしまいます。非常に大切な査定なのに、その時間は想像するよりも早く終了します。

テキパキと査定をするのは、見るポイントが決まってるからです。特に大手買取店になるほどマニュアル化されますので、順番にポイントをチェックしていくだけで査定が完了します。査定が終わってから、何か直すポイントに気付いたり掃除をしたりするのでは遅く、査定前に全て完了している必要があります。

査定チェックポイント(外装)

ボディの汚れ
ボディに付着した汚れ具合を確認します。少し触ってざらつくと鉄粉などが付着している事があり、清掃費用分のマイナス査定をすることがあります。またこまめにメンテしているかの目安になります。
ボディのヘコミ具合、箇所
一部だけぼこっとヘコんでいる場合や小さいヘコミが複数ある場合など、重要な査定項目になりますので細かく確認します。
ボディの傷の具合、箇所
細かい傷はコンパウンドで修復できるので無視することも多いですが、それ以上の傷は全てチェックします。ペンなどで塗っただけのきれいに治ってない箇所も当然マイナス査定になります。
ナンバープレート
字光式の場合はちゃんと光るかの確認をします。プレート自体は交換するので状態を問いません。
鍵穴・ドアノブ周辺
細かい傷がつきやすいので、程度に応じてマイナス査定をつけます。前述のようにコンパウンドで消える程度であればマイナス査定をしませんが、買取会社の中にはマイナス査定にするところがあるかもしれません。
ドアや窓の開閉動作
ほとんどがパワーウインドウになってると思いますが、きちんと動作するか、ドアの開閉がスムーズに行われるかの確認をします。開閉時にエントリーランプがつく場合はその確認もします。
ヘッドランプ、ブレーキランプなどのランプ類
正常に点灯・点滅するかの確認をします。保安項目になってるので、正常に動作しなければ整備不良の対象となります。交換の必要な場合は作業費込みでマイナス査定となります。
サンルーフの動作状態
もしサンルーフがついている場合は正常に動作するかの確認をします。サンルーフはメーカーオプションのみの場合がほとんどなので、ついている場合はプラス査定となる可能性があります。
フロントガラスなどガラスの状態
ガラスは経年劣化がほとんどありませんが、飛び石などによる傷があります。大きい傷だと安全に関わりますので、状態次第ではマイナス査定となります。
ボディーカラー
人気色の場合はプラス査定となります。一般的には白・黒が人気ですが、車種によって違うので注意が必要です。

査定チェックポイント(内装)

車内の汚れ
コーヒーなど飲み物をこぼしたシミや喫煙者の場合はタバコの焦げ跡などを確認します。小さな食べ物のカスなどは掃除機でキレイになりますが、ペットの毛などが残ってる場合はアレルギーの方もいるのでマイナス査定になりことがあります。
車内の匂い(喫煙)
匂いについてはほとんどが喫煙の有無になります。喫煙者の場合は気を遣っていても車内に匂いが残ってしまいます。喫煙車の場合はマイナス査定となる場合がほとんどです。
シートの状態
飲み物のシミなどが無いか確認します。メーカーオプションやディーラーオプションによる本革シートなど、オプションで変更している場合はプラス査定になる可能性があります。社外品の場合は人気によります。
フロアーマットの汚れ
フロアーマットは汚れ具合や古さなどを確認します。ほとんどの車で純正装備だと思いますので、無い場合はマイナス査定になります。これもオプションでグレードアップしていればプラス査定の可能性はあります。
オーディオ・スピーカーなど音響装置の状態
きちんと音楽が正常に聞こえるかの動作確認をします。メーカーオプションでグレードアップしている場合はプラス査定となる可能性があります。
カーナビ(純正・社外品)
純正でついていることは少ないと思いますので、オプションであればプラス査定となる可能性があります。特にメーカーオプションのものは人気になることが多いので、大事な項目です。
ハンドル・コンパネ類(メーター等)
ハンドルやメーターなどのあるコンパネを確認していきます。大きく汚れることは少ない箇所ですが、革巻きのハンドルなどはこまめなメンテナンスの必要な事もあるので注意が必要です。
エアバッグ
現在の車にはほぼ標準装備されてると思いますが、もし事故などによって使用した経験のある場合は、交換する必要があるので、もし交換していなければ作業費込みでマイナス査定となります。運転席・助手席以外にサイドエアバッグやカーテンエアバッグなどがメーターオプションで追加されてればプラス査定になります。高級車を除いてあまり装備されてないので、装備されてると良い評価を得られます。
スペアタイヤ、説明書などの装備品
購入時に標準で装備されたもの、付属品などは全て揃っているのが当然となりますので、もし不足していればマイナス要素となります。グローブボックスなどにいれっぱなしの方も多いので、紛失する場合は少ないですが、無いとマイナスになります。
トランクルームの汚れなど
トランクルーム内のシミや汚れなどを確認します。売却に関係なく無駄なものは積まない方が燃費は良くなります。知らない間に汚れていたという事もなくなりますので、普段から心がけるようにした方が良いでしょう。

エンジン関係

エンジンのかかり具合やアイドリング時の音など
通常は問題のない箇所ですが、メンテナンス状態が悪いとトラブルになる箇所です。エンジンのかかり具合が悪いだけならプラグ交換の少ない費用で直りますが、ノッキング音がする場合などは修理費が高額になることもあります。
バッテリーの状態
バッテリーの状態を確認します。しばらく車に乗らない状態で売却する場合は、バッテリーが上がってることもあり、エンジンをかけることが出来ないこともあります。ほかの車に繋いでバッテリーが動作するようであれば問題ないですが、繋いでもエンジンのかからない場合は、エンジンの修理が必要となることもあります。バッテリー上がりによりエンジンがかからない場合は、あらかじめバッテリー上がりを伝える必要があります。出張査定時にスターターバッテリーなどを用意してくれます。
オイルの交換状況(特にエンジンオイル)
オイル交換を適切に行っていないと故障リスクが高くなります。特にエンジンオイルはこまめに交換した方が燃費も良くなるので、5000kmに1回程度、汚れ具合に応じてエアフィルターも交換した方が良いです。オイル交換時は整備記録簿に記録をつけると整備状況を証拠として残せるので、必ずつけるようにした方が良いでしょう。
フレームの確認(事故歴の視認)
ボンネットを開けて確認する際に、フレームの歪みがないかを確認します。事故歴が車体前方の場合はボンネットを開ける際の動きに引っかかりがあったりすることがあるので、引っかかりがないかを確認します。
車体番号
車検証に記載の車体番号と同じか確認します。通常は同じですが、虚偽記載などの可能性もありますので、細かい点ですが確認します。ボンネットを開けて目立つ場所に記載されてることがほとんどです。

足まわり関係

タイヤやホイールの状態
タイヤの減り具合やホイールの傷などを確認します。ホイールは社外品の場合、価格によってプラスになりますが、かけた費用分だけプラスにはなりません。価格帯に応じての大まかなプラスになります。タイヤは消耗品なので、良いタイヤに交換していても評価される事はほとんどありません。(反対に販売時にはタイヤの残りをアピールします)
タイヤハウスの状態
タイヤハウスとはタイヤとフェンダーの間、タイヤを覆う箇所です。当然汚れやすいところですが、主に大きな傷がないかを確認します。
サスペンションなどの状態
ほとんどの方が純正のサスペンションを使用していますが、長年乗り続けることにより経年劣化の表れる箇所です。減衰力といって車体がショックを受けた際にしなやかに衝撃を吸収するのがサスペンションの役割ですが、古くなると減衰力が落ち、乗り心地が悪くなります。
マフラーの状態
排気ガスを車体後方から吐き出す装置で、ここから吐き出される気体がキレイなほど減税措置などの優遇を受けられます。基本的に壊れる場所ではないですが、車高を低くした車の場合は、マフラー下部が駐車場の車止めに当たることが多く、傷が付いたりします。
オイル漏れの有無
車体下部を見たときにオイル漏れがないかを確認します。これも漏れていたら問題で、ボルトの緩みレベルであれば大丈夫ですが、それ以外で漏れてる場合は危険です。

その他のチェックポイント

車種
人気の車種かどうかは査定額に大きな影響があります。時期やタイミングによって人気の変わることもあります。ドラマで人気俳優の乗った車種は人気となる場合があります。またOEMによって生産された車の場合、人気車種に似せて作られますが、人気は全然違いますので注意が必要です。
メーカー
国産メーカーであればメーカーによる買取額の違いというのは発生しませんが、ディーラーへ下取りに出す場合は同じメーカーの車であることが前提になります。違うメーカーでも大丈夫ですが、その場合は買取会社の売却した方が高値を期待できます。
グレード・年式
同一車種でもエンジン容量や装備などによって違いがあります。同じ年式でもグレードによる人気・不人気の違いはあります。相場の確認時など、グレードによる販売価格の違いは意識する必要があります。
走行距離
買取査定時において走行距離の確認は大切なポイントです。当然走行距離が少なければ高い査定になりますが、メーター戻しなど詐欺行為が無いかもきちんと確認します。その場で分からなくても後々必ず発覚するので、絶対に行ってはいけません。
車検証(車検の残り期間)
車検の残り期間を確認します。車検を通したばかりで売る人は少ないと思いますが、充分に残っていても車検費用に見合った査定となるケースは少ないです。12ヶ月以上残ってればプラスになる場合もあれば、18ヶ月以上で評価される場合もあります。車検の残り期間は意識せずに査定をしてもらった方がよいです。
整備記録簿の内容
所有してから現在までの整備内容が記載されてます。車検時にディーラーへ依頼してれば、記録している場合があります。ディーラー以外でメンテナンスや交換などを行った場合は、きちんと記録するようにすると、査定評価の対象となる場合があります。
スペアキーの有無、キーレスの動作状態
現在はほとんどの車種でキーレスエントリーになりましたが、標準装備されてるキーレスの機能がきちんと動作するかの確認を行います。またスペアキーを持っている場合は提出した方が好印象ですが、査定に直接影響することは無さそうです。

主な査定ポイントとしては以上になりますが、時代が変われば査定ポイントも変化します。エアバッグなど昔は無かったものが標準装備になることもあります。また少しでも高い査定を得ようと修理する場合は気をつける必要があります。初めて修理したりメンテナンスをする場合は、失敗した場合に逆効果となることもあります。もし自信がなければそのまま査定してもらった方が安全です。

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