車の買取査定アップを応援

地元密着の小さな会社に車を売る場合、高く売ることは出来る?

車買取会社の比較

スポンサーリンク

Credit by Ishikawa Ken

都市部や大きな幹線道路沿いには、全国的に有名な買取専門店や中古車販売店が目立つと思いますが、特定の地域に数店舗~数十店舗ほど展開している会社があります。独自ブランドまで掲げている会社は少ないですが、○○オートや○○自動車などの社名で営業しています。

地域に長く住んでいれば、その地域の買取会社がおすすめ

大手会社も全国展開をしたり、少し離れた地域でも出張査定・買取を行っていますが、都市部から少し離れたところでは地元密着の会社が頑張っているところも多いです。よくあるパターンとしては、整備工場として始めた会社が、顧客からの信頼を得ていくに従って中古車売買を開始するケースです。特にインターネット以前は口コミを除けば情報量は限られるので、隣の市に大手会社があっても見慣れた近くの会社に依頼していたケースが多かったと思います。あるいは、ディーラーとしか取引した事が無い人もいると思います

全く知らない相手と取り引きするよりは、顔馴染みであったり地元で長く運営している会社の方が信頼感が高くなるのも当然です。下手な商売をして悪評が立ってしまったら、その地域では今後商売が出来なくなってしまうので、「悪いようにはしないだろう」と思いがちです。

もちろん、地域還元で良心的に取り引きしている会社が大半だとは思いますが、商売である以上、利益は確保しなければ立ち行かなくなります。どういうことかというと、車や相手を見て対応を変える場合が多いのです。

地元密着の中古車販売店で、長く運営をしている程、地域に根を下ろした営業活動になります。古くから付き合いのある家や会社は当然お得意様なので大事に扱いますが、一方で転入者などよそ者に冷たい、排他的なところが出てしまう場合もあります。担当者レベルでも対応は異なると思いますが、飛び込みで査定を依頼しても、良い査定にならない事があります。

もし、その地域で大きな中古車販売店があっても、転入して間もなくであれば、大手買い取り会社へ売却する方がフェアかもしれませんし、安心できるかもしれません。より人口の少ない地域ほど、よそ者というのは分かってしまうので、良い扱いをしてもらえない可能性があります。

大手の方が買取予算を持っている

次に大手買い取り店と地元の中古車販売店を比較した場合、大手の方が「買取予算」を多く持っています。必ずしも査定額が高いという意味ではありません。もし競争などによって買い取り額が上がった場合、大手の方が予算を持っているので「査定額アップに応じてくれる余裕がある」という事です。

値段の低くなりやすい車の場合は、地元の中古車販売店の方が高くなる事もあります。店頭に並べても安価で売る必要のある車の場合、大手であれば一定の「利益」を得なければならないので、大幅に安い査定額を提示してきます。一方で地域系の中古車販売店であれば、販売時に相場より少し高めの値付けをしたり、利益に対する裁量幅があるので、大手よりも査定額が高くなることもあります。

修復の必要な箇所のある車の場合も、整備工場から始めた中古車販売店の場合は、自社で直す事が出来ますので、問題なく買い取ってくれます。もっとも、全国展開している大手のビッグモーターも同様に自社で整備工場を抱えているので、この点についてはそれほど差がないかもしれません。

一括査定に参加していない買取会社もたくさんある

一括査定でも地元の中古車販売店、地域系の会社も含まれますが、一括査定サービスに参加するには一定の条件があり、資格を満たしていない会社は参加することが出来ません。あるいは予算の問題で参加していない場合もあります。小さい会社の場合には参加するのが難しいので、一括査定サービスに参加していない車買い取り会社はたくさん存在します

人気車やまだ年数の経過していない車の場合は、確実に一括査定を利用した方が査定額は高くなりますので、一括査定で査定を依頼した方が良いでしょう。それ以外の、年数や走行距離の経過した車や、不調箇所のある車、あるいは顔馴染みの買い取り会社がある場合は、一括査定だけではなく、地元の会社に売却する事も検討した方が良いかもしれません。

基本的に、住んでいる場所の近くで大手買い取り店があれば、そちらに売るのが「ベター」となる場合が多いです。ただし、人気車や状態の良い車でない場合は、地元の買い取り店も検討候補に加えた方が良いですし、顔なじみの買い取り店があれば、熱心に対応してくれると思いますので、その分査定額も期待できます。地元密着の買い取り店については、ケースバイケースで利用すべきです。

スポンサーリンク