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買取専門店の最大手「ガリバーインターナショナル」

車買取会社の比較

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ガリバーの会社情報
運営会社 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)
本社所在地 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング25階
サービス開始 1994年10月
資本金 41億5,700万円(2016年2月29日時点)
従業員数 2,477名(2015年2月末時点)
店舗数 約460店舗
買取台数 年間約20万台
買取対応エリア 全国
オンライン査定 無料
出張査定料 無料
買取証明書の有無 あり
名義変更手続き代行 あり
アピールポイント 全国統一の買い取り価格

車買取専門店のパイオニアとして、圧倒的なシェアと売上を誇っているのが「ガリバーインターナショナル」です。2003年から東証一部に上場しています。

ガリバーは福島県郡山市の「東京マイカー販売株式会社」という会社の車買取部門として設立されました。同じ福島県内に第一号店をオープンし、同じ年にフランチャイズ店もオープンしています。2年後には千葉県に本社を移転し、2000年には現在と同じ東京都千代田区丸の内に移転し東証二部(現東証一部)に上場します。なお事業多角化に伴って2016年7月に商号を「株式会社IDOM」に変更予定です。2015年2月で1556億円の売上高、従業員数は2477名の一流企業となっています。

独自の買取方法を導入したことで業績を伸ばした

ガリバーが何故ここまで業績を伸ばしたか、その理由は買取方法にあります。ガリバー登場以前の中古車下取り査定、買取というのは、減価償却に基づいた金額でやり取りされていました。減価償却とは購入時から起算して、指定した年数で価値を減算していく考え方の事で、乗用車の場合は6年、軽自動車の場合は4年と決められています。新車価格120万円の乗用車なら毎年20万円ずつ6年をかけて価値が下がっていくという考え方のことです。

そのため、減価償却方式で算出された査定金額は実際の価値よりも不当に低いことが多く、安く査定されて高く販売されるケースが多かったようです。ガリバーはこういった状況に風穴を開けるかのように、独自の査定方法を導入しました。

当時急速に発展していたのが、中古車業者間のみで行われていたオートオークションです。オートオークションでの取引金額というのは、中古車のプロが集まってセリを行うので、必然的にその車に対する適正な値付けが行われる事になります。また基準が出来ますので、同じような状態の車種であれば売却額の予想も簡単になります。

瞬く間に広がった高額買い取りの評判

ガリバーの査定方法は、オートオークションの査定金額を基準としていたため、従来の減価償却で算出された査定額からは圧倒的に高い金額を提示する事になりました。従来であれば安く買い叩かれていたところを、高額で買い取ってくれる会社が現れましたので、一般の方の間で評判になり、驚くべきスピードで噂が広がっていきました。

オートオークションでの売却を前提として、買取専門店として発展しましたが、販売チャネルを複数持つことで、より安定した買い取りが可能になります。自社ネットワークの販売チャネルである「ガリバーアウトレット」や輸入車専門の「リベラーラ」など、直接販売する店舗も最近は強化しています。

オートオークションへの卸売りをすることでメリットとなるのは、在庫リスクを低減させる事です。在庫を抱えることによって売却機会の損失や含み損の発生、保管料など、高く買い取ってもそれほど利益が出ない、あるいは赤字になるというリスクが発生してしまいます。ガリバーはこれを避けるために2週間という期限を決めて卸売りに特化してきましたが、同じ在庫期間を変更せずに小売りにも拡大する事で、販売期間を増やそうとしています。

ガリバーの査定の特徴

ガリバーの査定の特徴としては、店舗ごとに独自の査定を行うのではなく、本部のみで独自の査定基準による査定を行っていますので、全国どの店舗でも同じ査定を受ける事が可能です。本部では常に最新の相場情報を把握していますので、査定もタイミングや在庫状況などによって変わる可能性があります。

ガリバーの査定については、先述したように独自の査定基準によって業界をリードしてきた実績がありますが、営利企業である故に、他社との競争の中で相対的に査定が低くなったりすることもあります。ただ出張査定については、成約に力を入れていることもあり、店舗に比較して査定金額をアップしてくれる場合が多いようです。ただ、当然ですが契約が前提となる査定アップになりますので、単に査定金額を知りたいという場合にはネットから一括査定を申し込むか、直接店舗に行ったほうが良いでしょう。

ガリバー公式サイト

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