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タイヤメーカーによって異なる特徴と性能の比較

車についての基礎知識

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車を構成する要素は大きく分けてエンジンと車格(タイプ)になります。どの車を買おうかと思ったときに、排気量などのクラスで選ぶか、SUVやミニバンなどのタイプで選ぶかに分かれると思います。これに値段とのバランスなどを考慮して買いたい車を選ぶのが一般的ですが、買ってからいじるものの一つにタイヤがあります。

新車時に付属してきたタイヤを通常はそのまま使いますが、タイヤは消耗品なので5年ほど経ったり溝が減ってきたら交換の時期となります。

交換時期の目安については、以下記事を参考にしてください。
参考: タイヤがひび割れする原因とひび割れしづらいタイヤ

タイヤを交換する場合は、まず今履いているタイヤのメーカーが基準になります。純正のタイヤというのは、数多く存在するタイヤの中で、価格と性能のバランスがとれたタイヤを車メーカーが選んだ結果です。そのため、不満がなければ純正のタイヤを交換するのが一番いいです。

もし何かしらの不満や、あるいはグレードアップを狙って交換する場合は、各タイヤメーカーの特徴を押さえることで、自分の欲しいタイヤを見つけやすくなります。その場合でも、純正のタイヤと同じメーカーのタイヤを最初に探すべきです。車メーカーが求める性能と、タイヤメーカーの傾向が合致している可能性が高いためです。

なお、各タイヤメーカーの特徴については、様々な人の使用感をもとにまとめていますので、必ずしも正確なものではありません。また特徴の傾向なので、商品によって当然異なります。具体的に欲しい商品がある場合は、そちらの商品について調べた方が正確です。

国内タイヤメーカーの特徴

最初に国内のタイヤメーカーを見ていきます。日本の道路事情は特殊だと言われていますので、環境に適したタイヤは、海外よりも国内メーカーの方が多く作っていると思います。ただ日本の道路整備は進んでいますので、グリップ力の高いタイヤが総合的にカバーしているといえます。

ブリヂストンの特徴

世界トップシェアのタイヤメーカーです。当然国内でもトップです。タイヤ以外にも事業を手がける総合会社で、売上の1~2割程度はタイヤ事業以外からの収益になっています。有名なところで建物の免震に使われるゴムや、工場などで使用するベルトコンベアーを製造しています。

タイヤの特徴は、スポーツタイプと一般タイプで異なります。

スポーツタイプの場合は、以前にF1へ参戦していたり、現在も各種カテゴリーへ参加しているように、モータースポーツへ継続的に参加しています。そのフィードバックを受けたスポーツタイプのタイヤは世界的に評価が高いです。

ブリヂストンのフラッグシップモデルといえるRE-01(現RE-71R)は、そのままサーキットで使えるほどのハイグリップタイヤとして有名です。ただし、ハイグリップの代償としてタイヤの持続力は無く、使用ペースにもよりますが、半年ほどで交換する方もいるようです。

スポーツタイプの特徴としては、ハイグリップで高速安定性は抜群ですが、価格は高めなので、コスパとしてはそれほど良くないかもしれません。スポーツ走行を楽しみたい方にはオススメですが、そこまで高性能を求めない方にとっては割高だと思います。

一般タイプは長所と短所がはっきりしているモデルが多かったのですが、最近は全体的なバランスのとれた設計になってきています。これはトーヨータイヤとの提携によって技術協力を受けた影響があるかもしれません。

プレミアムコンフォートタイヤの「REGNO」シリーズは、高い静寂性と乗り心地で評価が高く、低燃費タイヤの「ECOPIA」やスタッドレスの「BLIZZAK」なども多くのシェアを抱えています。

価格帯はどのモデルも高めですが、それに見合う質があります。多少高くても安全性や信頼を求めたい場合は、ブリヂストンが最初の候補になると思います。
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ヨコハマタイヤの特徴

古河グループのゴム製品会社である横浜ゴムのタイヤです。ブリヂストン、住友ゴム(ダンロップ)に並んで、日本三大メーカーと呼ばれています。ブリヂストンと同様、モータースポーツへ積極的に参加し、スポーツモデルのフラッグシップであるADVAN Neova(アドバン・ネオバ)はサーキット走行などで多く使用されています。

スポーツモデルでは、特に雨が降った路面のグリップ力に重きが置かれており、公式サイトで紹介されるスポーツモデルのタイヤは、どれも晴れた日と同等の性能か、あるいは晴れた日よりも性能を発揮するモデルもある程です。
ADVAN Fleva

また国内メーカーではいち早く低燃費タイヤに取り組んだ事でも有名で(DNAシリーズ)、その後の低燃費タイヤ市場の流れを作りました。

価格帯はダンロップと同じくらいであり、比較的安めでありながら、性能は引けを取らないので、コスパに優れたタイヤといえます。

個人的にはブリヂストンより好きなタイヤメーカーです。
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住友ゴム(ダンロップ)の特徴

日本国内ではシェア2位、世界では6位のタイヤメーカーです。以前にはアメリカのグッドイヤーと資本提携を行っていましたが、2015年に提携を解消しています。

イギリスのダンロップさんが創業した会社ですが、経営難などにより買収され、タイヤ部門のみを住友ゴムが買い取ったため、ダンロップのタイヤ製造・販売を住友ゴムが行っています。

その後1999年にグッドイヤーと提携し、ダンロップブランドの北米・欧州市場はグッドイヤーが、アジア市場は住友ゴムが担当し、提携解消後もこの分担は変わらず続いています。

輸入外車向けの「SP SPORT MAXX」が最上級モデルですが、ブリヂストンやヨコハマタイヤと比較するとそれほど評価は高くありません。

スポーツタイヤの「DIREZZA」はウェット性能に優れていると評判です。雨の日に走行中の車体が浮き上がってしまう現象を「ハイドロプレーニング現象」と呼びますが、これを発見したのがダンロップです。そのためか、ウェット性能は抜群に良く、雨の日の高速走行も安心できると評判です。

低燃費タイヤの「ENASAVE」が有名ですが、耐摩耗性に優れている分なのか、ゴム質は硬めで乗り心地に影響があるようですがあります。年間走行距離が多い方には丈夫なタイヤとしてオススメ出来ます。
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トーヨータイヤの特徴

トーヨータイヤ(TOYO TIRES)は大阪に本社を置く東洋ゴム工業のタイヤブランドで、国内4位のシェアがあります。2008年からブリヂストンと業務提携を行っています。

ミニバン専用タイヤである「TRANPATH(トランパス)」が有名ですが、それ以外のタイヤも質が高く、技術力に定評のあるメーカーです。

新車購入時に装着される事も多いのですが、そちらは価格を抑えるためか性能の低いタイヤが多く、結果として「トーヨータイヤは質が低い」という評価になっている可能性があります。

しかし、純正装着品以外の「トランパス」や「プロクセス」などのタイヤは評価が高いので、品質に比較してブランド力が見合っていないタイヤメーカーだと思います。

価格帯は国内メーカーの中では安いため、コスパは一番良いかもしれません。ただモデルによっては価格と品質を落としているものがありますので、事前に調べてから購入してください。
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海外タイヤメーカーの特徴

海外メーカーの販売するタイヤの特徴です。海外メーカーの場合は、主力市場に合わせたタイヤとなりますので、日本の環境に合わないタイヤもあります。

ミシュランの特徴

フランスのタイヤメーカーで、ブリヂストンに次ぐ世界2位のシェアを誇っています。また「ミシュランガイド」を発行しており、世界中のレストランが星を獲得しようと努力しています。一説ではレストランが星を獲得すると、売上が30%上がると言われていますので、死活問題にすらなるほど、評価が大切です。

ミシュランタイヤの特徴は、バランスの良い設計で、これといった欠点のない事です。非常に高水準でまとめられているので、信頼性の高いタイヤとして評価されています。

また摩耗に強く、ハイパフォーマンスでありながらロングライフに使える事も特徴です。石畳やアウトバーンなど、様々な路面環境に応じなければならないので、必然的に耐摩耗性は強くなるよう設計されています。

国内メーカーと同様、ラインナップは幅広く用意していますが、特に高価格帯の製品は評価が高いです。高品質ほど比例した価格になるのは当然なので、最高品質となるように設計・製造されています。

欧州の高級車ではコンチネンタルかミシュランが純正で装着されることも多く、国内の高級車でも長距離移動を行う機会が多い方にはオススメとなるメーカーです。
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コンチネンタルの特徴

ドイツのタイヤメーカーであるコンチネンタルは、欧州車の純正装着率No.1であり、欧州車の3台に1台がコンチネンタルを装着しているほどです。世界シェアは4位ですが、欧州での存在感は圧倒的です。

ドイツのメーカーという事もあって、アウトバーンなどでの高速走行に耐えられるタイヤが特徴です。高速走行時でもグリップ力が高く、安心してドライブが出来ます。

各メーカーのフラッグシップモデルは、当然高性能ですが、高価格となります。コンチネンタルの場合は中価格帯製品の評価が高く、そのあたりも純正装着率に影響しているのではないかと思います。

乗り心地を重視したタイヤの事をコンフォートと呼びますが、コンフォート寄りでありながらグリップもしっかりしているという評価が多いです。溝のパターンは複雑なのでグリップするというのは分かりますが、ロードノイズも少なく静かという事で、静寂性とグリップを両立しています。
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グッドイヤーの特徴

Credit by Jake Spurlock

北米を中心に展開しているアメリカのタイヤメーカーです。世界シェアを3等分するように争っていた時期からは、だいぶ離されてしまいましたが、現在も世界3位のシェアを誇っています。

トヨタ自動車の純正装着に選ばれる事も多く、価格と性能のバランスが取れた低~中価格帯製品を多く販売しています。同価格帯で他メーカーと比較した場合に、性能は若干劣るような印象ですが、摩耗には強いので、頻繁に車に乗る人には向いているといえます。

低燃費タイヤ市場への参加が遅れた分、低燃費タイヤの性能ももう一つ欲しい感じがあります。ただ安価で耐摩耗という特徴は引き継いでいますので、耐摩耗を重視する場合は候補になります。
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まだまだ紹介しきれないほど、タイヤメーカーはたくさんありますが、主要なところとしては以上になります。国内と海外では特徴も異なってきますが、高品質な製品になるほど、使う場所を選ばず、何処へでも安心して出かけられるタイヤになります。

またグリップ力、静寂性、耐摩耗性の他にも、ひび割れしづらいタイヤという観点で選ぶことも出来ます。頻繁に交換するものではないため、普段の使用状況に合わせて最適なタイヤを選びたいところです。

車検などで溝が残っていない場合、限られた選択肢から割高なタイヤを選ばなければならない事もありますので、余裕をもって焦らずに選ぶべきです。溝以外にも空気圧などを普段からチェックする事で、安全運転に繋がります。

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