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車の盗難に遭わないために、出来る範囲で盗難対策を行いましょう

車についての基礎知識

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日本は犯罪の少ない国と言われていますが、年間1万台以上の車両盗難が発生しています。年間6万台以上が盗難されていた以前に比較すると減少しましたが、現在も決して少ない件数ではありません。

盗難の代表的な傾向については、以下の記事にまとめました。
参考: データで見る自動車盗難の傾向と代表的な盗難対策

まずは、より巧妙化する自動車盗難の現状を、事件報道から見ていきたいと思います。

自動車盗難を繰り返した窃盗団 過去にも約7億円超の盗み

自動車盗を繰り返したとして、1日、7県警合同共同捜査班に再逮捕された、いずれも茨城県古河市の無職、大里芳広(46)、鈴木孝之(43)、石塚悦久(30)の3被告(窃盗罪などで起訴)。これまで1都10県で乗用車やダンプカーなど計91台を盗み、被害総額は約2億3760万円相当に上るとみられている。

(中略)

「3人は人通りの少ない深夜、エンジンキーを壊す手口で犯行を繰り返していた。『生活費や遊興費を得るため』と供述し、まだまだ余罪があるとみられています」(捜査事情通)

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12625489/

被害額の多さがインパクトのある報道で、被害総額2億3760万円、計91台の盗難という事は、平均して約261万円の被害という事になります。

新車価格で考えれば平均という金額ですが、盗難車は転売しづらい、部品に分解して転売する事も多いと考えれば、高級車を中心に盗難を繰り返していた事が分かります。

またダンプカーやユンボと呼ばれるショベルカーなどの重機は工事現場に置かれたままとなる事が多く、盗まれやすいものとして有名です。1台数千万円するものもありますので、盗まれた時の損害も大きく、きちんとした盗難対策が必要ですが、今でも無防備に放置される事があります。

大掛かりな外国人窃盗団の存在がクローズアップされやすいですが、日本である以上、日本人の犯罪者が多くなる方が通常です。

自動車盗など3府県で118件、容疑の40歳男を逮捕、送検 大阪府警

自動車盗や車上荒らしを繰り返したとして、大阪府警豊中南署は24日、窃盗容疑などで、住所不定、無職、金澤竜二容疑者(40)を逮捕、送検し、大阪など3府県で118件(総額約1190万円)の被害を裏付けて捜査を終えたと発表した。

同署によると、金澤容疑者は昨年8~10月、3府県で自動車36台を盗んだほか、車上荒らしを繰り返した疑いが持たれている。「自動車盗は車内の金品を盗む目的だった」などと供述、容疑を認めているという。

http://www.sankei.com/smp/west/news/161124/wst1611240061-s1.html

先ほどの報道に比較すると被害額は少ないですが、それでも1000万円を超える被害額は大きいです。件数で割った被害額は平均約10万円となります。

平均被害額が低い分、身近というか、高級車ではなく一般的な車をターゲットに盗難を繰り返していた事が分かります。車上荒らしもしていた事で、目に付いた車から見境無く盗難していたと思われます。

外から見えやすい場所に金品を置くことは防犯対策の基本ですが、車上荒らしに遭う車のほとんどがダッシュボードなどに財布を置きっぱなしにしていた事で、被害にあっています。

また年式の経過した古い車でも、数万円以上の価値がありますので、犯罪者からしてみれば充分ターゲットになります。古い車ほど防犯意識が低くなりやすいので、キーを差したまま車から離れたり、コンビニなどでエンジンをかけっぱなしにしたまま店内に入ってしまったりします。

報道の供述にもあるように、「車内の金品を盗む」事が目的の場合もありますので、車内を部屋と同じように思わず、金品は外から見えない場所に隠しておかなければなりません。「車内には何も置かない」のが基本です。

盗難から車を守るための対策

こういった自動車盗難、車上荒らしへの対策として、鍵をかける、路上駐車をしないなどは基本ですが、例えばハイエースやプリウス、高級車を所有している場合は、それだけでは足りません。

具体的な防犯対策を見ていきます。

ハンドルロック

credit by http://hiace.club/tounan/handle-lock/

鍵をかけると自動的にハンドルロックがかかるようになっていますが、物理的に動かせないようにするグッズがハンドルロックです。

数百円の安いものから、5万円以上する本格的なものまでたくさんありますが、1万円以下の製品が大半です。

ハンドルロックがかかっていても、プロの窃盗団であればハンドルロックを切断してしまいますし、あるいはレッカー移動してしまいますので、ハンドルロックによる防犯効果は低いといえます。

それでもやった方が良いのは、「ハンドルロックするくらいなら、他に防犯対策してるかもしれない」と思わせる事で、盗難を諦めさせる効果があるためです。威嚇効果ですね。防犯意識の低い車は他にもあるので、わざわざリスクの高い車を盗む必要はありません。

ただ1箇所で固定するタイプのものは、力任せに動かすと簡単に取れてしまうので、出来れば2箇所固定のタイプが望ましいです。

センサーライト

人が近づくと点灯する、センサー感知式のライトがあります。ずっと点灯しているのではなく、近づいた時だけ点灯するので、より周囲に気づかれやすくなります。人に発見されるリスクが増えるため、窃盗犯はセンサーライトを嫌がるそうです

自宅の駐車場に取り付ける場合は、車の盗難防止だけではなく、住宅への侵入も抑止する効果があります。センサーに連動して防犯カメラが作動するタイプも販売されており、より強い防犯効果が期待できます。

GPS設置

色んな対策を充分にしていても盗まれる事があるかもしれませんが、盗まれてしまった車を取り返す目的であればGPSの設置が防犯対策になります。

スマホに付属するような一般のGPSでも対策は可能ですが、電池切れのリスクがあります。また分かりやすい場所に取り付けた場合、すぐに外されてしまうと追跡が出来なくなるので、ある程度専門の知識が必要になってきます。

いくつかの会社がGPS追跡サービスを提供していますが、大手のセコムが提供している「ココセコム自動車追跡サービス」の評判が良いです。

GPSを設置しても気づかなければ意味がなく、気づいた時には取り外されていた、というケースも考えられます。ココセコムであれば異常な移動をした場合に監視が働き、セコムから連絡が来るようになっています。盗まれた後の対策としてGPSを設置しているので、きちんと監視しているサービスの方が安心できますね。

盗難の予兆を見逃さない

集団で盗難を働く窃盗団の場合には、盗難する前に準備をする場合があります。住宅を購入する場合には、事前に内覧をしますが、窃盗団も同様に目星をつけた車に対し、事前に行動する事があります。

買い取り勧誘のチラシを貼る

現金買い取りなどの文言で、車のワイパーのところなどにチラシが貼ってあるのを、見たことがあるかもしれません。これが自分の車に貼ってあったら注意してください。窃盗団が貼ったものかもしれません。

チラシを貼り付けて数日間そのままになっていれば、持ち主が頻繁に車を利用しない事が分かるので、盗難の準備もやりやすくなります。

チラシは一つの車に対してだけの事もあれば、駐車場全てに貼ってあることもあります。自分が見かけたのはいくつかの車に貼ってあったものです。

ドアノブ付近に小さな穴が

ハイエースに乗っている方が、ドアノブ付近に小さな穴を見つけた事が、Twitterで話題になっていました。これは盗難の下準備で、車内を物色するために穴からドアの鍵を開けて侵入するようです。

ハイエースは盗難車ランキングでも上位に入る車で、海外へ転売されやすい事でも有名ですが、その分、盗難の手口も多様化しているのかもしれません。

またハイエースが盗難されると、その盗難車でロードバイクの盗難がされる事もあり、負の連鎖が続いてしまいます。

セキュリティー装置の誤作動?

車の盗難防止のためにセキュリティーアラームが装着されている車は、高級車を中心に多いかと思いますが、度々誤作動します。近所の子供が遊んでてぶつかったような場合でも作動しますし、大型の車が近くを通る振動で作動してしまう事もあります。

夜中に誤作動すると近所迷惑になってしまうので、誤作動が続けば解除したくなりますが、それを突いた犯罪も発生しています。

カーセキュリティが作動しているかどうかを確認する意味でも、窃盗犯は一度クルマのタイヤを蹴ってみるそうです。それでセキュリティアラームが作動すれば何食わぬ顔をして現場から立ち去ります。

もしセキュリティアラーム以外に防犯対策が薄いと判断すれば、翌日も同じ事をして、セキュリティが解除されるまで続けるそうです。一旦解除してしまうと、後は好き放題やられてしまうという訳です。

セキュリティアラームの例が良い例ですが、いくら防犯対策を重ねても、完璧な防犯対策は存在しません。また窃盗犯はすぐに新しい手口を考えてきます。

そのため、防犯に大切なのは油断しない心構えであり、防犯意識を常に持ち続ける事が大切です。セキュリティアラームの例でいえば、「誤作動が連続して起きるのはおかしい」と思わなければなりません。

突発的に盗まれる事もありますが、チラシのように前兆となる出来事が発生する事もあります。ずっと駐車場に置きっぱなしの車は狙われやすいので、乗らなくても定期的に確認した方が良いでしょう。

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